社台日記

平成17年6月22日
 ダービーのディープインパクト、もう何も言う事はありません。何から何までスゴイ。
 この馬に関してのレースのコメントは必要ありません。おそらく菊花賞も順調にいけば勝つでしょう。それほど能力の違いがあると思っていますし、距離適性もダービーを見るかぎりあると思います。
 そんなことより興味があるのは彼のDNAのこと。もちろん種牡馬としての能力です。
 サンデーサイレンスは日本の競馬に革命をもたらしたと言っても過言ではないほどスゴイ馬でした。圧倒的な能力の違いで多くの名馬を輩出しました。昔ならともかく数多くの内外の高成績をあげた名馬とか種牡馬が多くいるいまの時代にこれほどすごい馬がいるなんて。
 そして2世の種牡馬もけっこう良い成績をあげていて、父親ほどではないにしろ名種牡馬の域に近づいているのもいるし、これから産駒がデビューする馬(例えばアグネスタキオンとか)もいます。おそらくその馬たちも良い成績を残すと思います。
 でもそれ以上に私はディープインパクトの種牡馬としての可能性を高く買っています。ひょっとしたら驚異的な成績をあげた父親と同じくらいの成績をあげてくれるんじゃあないかと。日本の競馬史上 さいこうの成績をあげた父親と同格というのは何が何でも言い過ぎだと言われるかもしれません。当然です。でもそれほど私は彼に惚れ込んでいるんです。
 その理由は今度ということで。
平成17年6月21日
しばらくごぶさたでした。サボっている間に春のクラシック終わってしまいましたネ。
オークス、ダービー共に1番人気の馬が勝ちましたが、シーザリオはヒヤヒヤものでした。勝ったから良かったものの彼女の馬券を買っていたファンはさぞ心配したことでしょう。でも実力どおり勝ててよかった。もし負けていたら福永ジョッキーはマスコミにたたかれていたことでしょうね。
でもこのレースを見て納得したことがあります。それは何故桜花賞で彼がラインクラフトに乗ったのかということ。能力ではシーザリオの方が互角かそれ以上なんだけど、一瞬の器用な足とか、スタートダッシュの良さのほうはラインクラフトの方がまさっていたということ。シーザリオは父のスペシャルウィークによく似た脚質で、スタミナがあって豪快だけど器用さに欠けるんですね。これが彼女の唯一?の欠点だろうと思います。
アメリカンオークスに出走すると聞いていますので体調を崩すことの無いよう順調にいってほしいですね。完調ならばいい勝負をしてくれると信じています。
平成17年5月13日
NHKマイルのラインクラフト強かったですネ。馬なりで好位にとりつき直線でもサッと抜け出して他馬を寄せ付けない圧勝劇でした。牡馬顔負けのレースっぷりでした。

1600メートルまでだったら今の3歳馬でこの馬に勝てるのは そうはいないと感じさせる強さでしたネ。

この牝系(ファンシミン系)のことは以前にも書いていますが、書き忘れていたことを少し。

社台の古い種馬にヒッティングアウェーというスピードのある馬がいてそれとファンシミンの間にできたのがシャダイマインです。

で、この系統の馬はすべからくスピードのポテンシャルが高い。ただ胴がつまっているので2000メートル以上になると?がつきます。

ただ、同系のファンシーダイナには長距離系のシーホークが入っているので距離が延びても大丈夫な分、逆に瞬発力は少しおちます。

血の配合の妙がこの系統をみるだけでもわかります。

ま、何はともかく、この牝系の今年になってのGT3勝は素晴らしいと思います。社台グループの誇る名牝系になりましたね。

今週は社台の別の名牝系から出た女傑ダンスインザムードの走りに期待しています。
平成17年5月8日
しばらくの間ブログをさぼってすみませんでした。天皇賞とNHKマイル、大きいレースが続きましたが、今日は天皇賞について少しばかり感じたことを。
またサンデーサイレンスが勝ちましたが、レースの流れが淡々としていて直線の勝負になりました。決め手勝負でこれほど強い種牡馬もそういませんよね。サンデーの強さは十分にわかっているのでもう書く必要もありませんが、私が特筆したいのはアンカツの好騎乗です。
ずっとまえの日記に、馬が集団で走っている時はそれぞれの馬は自分が最もふさわしい場所にいると書きました。ふさわしい場所にいれば余分なエネルギーを使わなくてすむから。そして直線に向いたときにいちばんエネルギーを残していたのがスズカマンボだったということ。もちろん展開のアヤもありますが、スズカマンボが他の馬よりいちばんふさわしいポジションにいたということ。
そして今回はどんぐりの背比べだったので、ジョッキーの差(というよりどれだけ馬の心が判っているかの差)が出たんだと思います。ジョッキーは勝負の世界にいる人間ですが、それと同時に馬のパートナーでもあります。
人馬一体という言葉がありますが、馬に対して深く愛情とやさしさを持っていないとなかなか人馬一体にはなれません。多くのジョッキーの中で私が特に馬に対する愛情、やさしさを感じるジョッキーの中の一人がこのアンカツさんです。勝負師らしからぬ穏やかな顔、コメントによく出てくる馬への思いやり、レース中なるべくムチを使わない等、私の大好きなタイプです。武ジョッキーもそうですよね。それと引退した岡部騎手。
いずれも顔つきが勝負師というより馬が好きだという雰囲気が前面に出ている感じがしませんか? 本当の勝負師(名ジョッキー)は優しさがいちばん必要なのかもしれませんね。
にしヤンでした。
平成17年4月23日
こんにちは。皐月賞のディープインパクト強かったですね。ナリタブライアンが三冠をとった時の凄さを思い出しました。ナリタブライアンが例えようのない力強さだとしたらディープインパクトは例えようのない素軽さとでもいうべきか。いずれにしてもその名のとおり深い衝撃を与えてくれる馬ですネ。やはり名馬はそれにふさわしい名前がつくものなんですネ。オーナーの金子さんの命名は以前から好きだったというか、良い名前の馬が多い。あと、ラグビーボールの小田切さんとマチカネの冠のつく馬の命名はすがすがしさと楽しさがあって好きです。本当に馬が大好きで愛情を込めているのが伝わってきます。話は戻りますが、ディープインパクト、おそらくダービーもいただきでしょう。と言うよりどんなレースをしてくれるのかという興味と単のオッズがいくらになるかに絞られてきたような気がします。それと、書き忘れましたが、サンデーサイレンスの1,2,3着はさすがと言うか,凄すぎるというべきか今さら言うことでもないけど、本当に(これを10回くりかえしてもいいくらい)偉大な不世出の種牡馬だと思います。
平成17年4月13日
こんにちは。桜花賞、私の応援していたシーザリオは惜しくも2着でしたが、敗れてなお強しの印象でしたネ。オークスはまず勝てるとみました。勝った馬は同じ福永ジョッキーのお手馬だったラインクラフト。先日の日記で、気がかりなのはと書いた事が現実のものとなりました。やはりジョッキーはすごい。馬にまたがって馬の能力を体感できるんですよね。だからラインクラフトを選んだ。福永ジョッキーはおそらく、この2頭は能力的に互角とみていたと思います。でも、阪神コースならば
ラインクラフトの方が器用にレースをこなせるだろうという確信に近いものを両馬にまたがった時に感じたんだろうと思います。私は正直、逆の展開を予想していました。内枠のシーザリオが前にいて外枠のラインクラフトは末足勝負。実際は外枠のラインクラフトが楽々好位置につけ前の馬をかわして、シーザリオの追撃をしのいだんだから、この馬も本当に強いですよネ。そしてラインクラフトのおばあさんは空港牧場1期生の私の大好きなダイナシュートちゃんじゃあーりませんか(笑)顔をよく見ると毛色は違いますが、目元とか、少しねじれた流星なんかは しっかりと受け継いでいますね。先々週のアドマイヤマックスもそこらへんがよく似ています。この牝系の基礎牝馬はファンシミンという輸入馬で、私が昭和51年に入社したとき既にいました。芦毛で小さくて目立たない馬でしたが、産駒はソコソコの成績でした。この馬から二つの牝系(シャダイマインとファンシーダイナ)が栄え、後者はダイナフェアリーからローゼンカバリー、サマーサスピション、前者はダイナシュートからアドマイヤマックス、ラインクラフトを排出、一大牝系をつくりました。社台の数少ない古くからある系統ですがこれからも長く活躍してくれるのもと信じています。そしてノーザンファームの1,2着、3着も社台ファームと、社台グループの強さをまたまた感じさせられるレースでしたね。本当におめでとうございます。今週も社台グループの旋風が吹き荒れることでしょう。わたしの推す馬はもちろんアレです。
 

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