こんにちは 親潮海産のニシやんこと西田です.今日はカニの王様タラバガニについて少しお話をしてみたいと思います.題してタラバガニあれこれ.
カニを豪快に頬張りたいときはなんと言ってもタラバガニ.英語でキングクラブ、日本語に直すとまさにカニの王様です。こんな繊細な味覚をもったものが口の中いっぱいに味わえるしあわせは他に類を見ません.焼いて良し、ゆでても良し、お刺身でもとても美味しく食べることができます.親潮海産で出しているようなタラバガニの超大型(4kg以上)のオス(足を広げると1メートルちかくになる)だと足一本で満腹感が味わえます。しかし最近は資源の減少で大型のタラバガニがめっきり少なくなりました。 |
 |
タラバガニの由来は魚のタラと同じ海域(場所)に棲んでいるカニの意味で、分類上はヤドカリの仲間だそうです。アブラガ二、イバラガ二、花咲(はなさき)ガ二も同属です。これらはみな足が三対 ツメが一対で、ふつう右のツメのほうが大きいんです。参考までに、毛ガニ、ズワイガニ(松葉ガニ、越前ガ二)は足が四対、ツメが一対です。タラバガニは北海道近海からオホーツク海、カムチャッカからベーリング海に広く分布していますが、活きたまま輸入されるものは距離的な理由でロシアの中でも樺太、千島列島近海からのものがほとんどです。最近は北海道近海ではあまり獲れなくなってしまいました。入荷したタラバガニはごく一部が活きたまま出荷されますが残りはみんな浜ゆでした後、冷凍保存されます。
タラバガニって足だけで売られてるのと一匹まんまの姿で売られてるのがありますよね。キロあたりの単価は足だけのと姿と同じくらいです。だったら姿で売ればいいじゃないの。手間も省けるしィ って思うのが売るほうの立場の人が考える道理。でも現に足だけで売られているのがたくさんあるのは何故?? それには深〜〜い理由があるんです。(笑) それは……お客様へのサービスだからと言いたいのはヤマヤマなんですが残念ながらブーッ! 姿で売る事ができない理由、例えば甲羅が割れたりヒビがはいったり、足が一本無かったり、身の入りが悪かったり、死んでしまったり とか。仕方なしにわざわざ手をかけて足だけにしているんです。死んでしまったカニのことですが、はじめに変質するのは甲羅の中なので、足の方まで変質するまえに切り離してしまいます。でも風味(カニのもっている独特の甘味)は、まるでありませんけどネ! それに姿だと欠点が見えやすいけど、足だけにしてしまえば欠点はそれほど気にならないし、食べるのはほとんど足とその付け根くらいのものだから(笑)… 今後の参考にして下さい。
タラバガニのメスって同じ重さだとオスの半値くらいなんです。理由はオスに比べ、まず足の太さが三分の二くらいで長さも三分の二くらいです。身の密度もオスに比べると少し劣ります。でも冬の時期になると外子(ソトコ)、珍味で有名な内子(ウチコ)をかかえているので身とあわせて3種類の味が楽しめます。オスタラバのように豪快にと言うわけにはいかないけれど、割安な分おすすめします。中には身の入りのとても良いのもいます。でも春には産卵し、おなかの中は空っぽになります。
 |
偽装表示で一時話題になったアブラガニは一般の人が見ても本タラバガニとほとんど区別がつきません。はっきりとした違いは、甲羅の中央下半分にある突起(トゲ)の数が本タラバは6個、アブラガニは4個だということくらい。あとは本タラバに比べ足がほんの少し細くて短いこと。活きている時は少し茶色っぽい感じ。ゆであげると殻と身の間にゼラチン質のものが多いという程度だけど美味しいです。相場の価格が本タラバに比べ6割程度ということを考えるとお買い得かなと思ってます。 |
ところで親潮海産のタラバガニはどうなんだって? もちろん他のカニ同様いつのものか判らない冷凍物は一切無し。水槽で泳いでいる元気の良いタラバガニを活きたまま、または浜ゆでにしてその日にうちに発送、翌日までにお届けしています。北海道に来なければ味わえない超新鮮な海の幸を自宅で堪能できる歓びはまた格別です。初めて当店のカニを届けさせていただいたお客様によく言われるセリフ、今まで食べていたのは何だったのかしら、カニがこんなに美味しいって知らなかった… この言葉、仕事冥利につきます。ホントにうれしいです。お客様の美味しいと言う言葉、ありがとうの言葉が元気の源になってます。これからも新鮮なカニを届け続けます。 ニシやんでした。 |
|
|
|
|
|